◆【健全で持続的な運営を目指して】

水道ビジョン

 今日、各水道事業等においては、施設の大規模な更新が必要となる中で安全・快適な水の供給や、非常時にも安定的な給水を行うための施設水準の向上等に向けた取組が求められるとともに、その基礎となる運営基盤の強化や技術力の確保等が必要とされています。
 水道ビジョンは、それらの課題を適切に解消するために策定される計画であり、50年後、100年後の将来を見据えた水道の理想像と、それに向けて事業を推進するための具体的な方向性や施策を明示しています。
 当社では、それぞれの地域や事業の特性を考慮した計画を立案し、その後のフォローアップにより、持続的な水道事業運営を末永く支援していきます。

アセットマネジメント

 アセットマネジメントとは、持続可能な水道事業を実現するために、中長期的な視点に立って、技術的な知見に基づいた施設整備・更新需要の見通しについて検討し、着実な更新投資を行う必要があるために、施設の健全性を維持しつつ更新費用を平準化し、効率的かつ効果的に水道施設を管理運営する手法です。
 当社では、アセットマネジメント手法を活用するために必要な施設台帳、資産台帳の作成等も行っており、効率的な施設更新と経営の健全化に向けた計画を提案します。

経営戦略

 経営環境が厳しさを増している中、地方公営企業が住民の日常生活に欠くことのできない重要なサービスを提供する役割を果たしており、将来にわたってもサービスの提供を安定的に継続することが可能となるように、総務省では地方公営企業に対し、中長期的な経営の基本計画である経営戦略を策定することを要請しています。
 当社では、地方公営企業の経営と将来需要を適切に分析して、水道システムの最適化を図る「投資計画」と、必要な需要額を賄う財源確保のための「財政計画」により、より実効性の高い経営戦略を提案します。

料金改定計画

 多くの水道事業体では、更新需要の増加や料金収入の減少により経営環境が厳しさを増しています。
 当社では、水道事業体の事業及び経営規模を分析し、中長期的視点に立った「投資計画」と「財政計画」を立案して、需要者の動向等を踏まえた料金制度の見直しを含め適正な水道料金の改定を提案します。

資産台帳及び施設台帳の作成

 資産台帳及び施設台帳は、水道事業体の資産を明確にして、経営や施設更新の基礎資料として活用するものです。特に、簡易水道事業の特別会計から企業会計に移行する際に必要になってきます。
当社では、資産を適切に評価して資産台帳を整備し、併せて上水道事業と簡易水道事業等の統合も視野に入れた財務諸表の作成を行います。また、施設台帳作成においては、名称、位置、規模・構造、取得年度、取得価格、耐用年数、経過年数、事故履歴等のほか必要に応じてメーカー名、型式、材質、規格等の情報を利用しやすいように整理します。